
今日は建設業許可における必要書類を書いていこうと思いますが、あまりにも量が多いため3回ぐらいに分けて書いていこうと思います。
第1回目は法定書類を書いていきます。説明も入れていきますので、長くなりますが、しっかり読んでいただき準備しましょう。
1.建設業許可申請書及び別紙1,2,3、4
まず、建設業許可申請書の様式というものがあります。各都道府県のホームページよりダウンロードできます。
申請書はこのうち様式第1号です。これには、許可を受けようとする建設業の種類、代表者の氏名、主たる営業所の所在地などを記載します。
別紙2~4では、各営業所の所在地や専任技術者の一覧などを記載します。
2.工事経歴書
この書類はダウンロードした書類の様式第2号になります。
これには直前の事業年度の建設工事の実績を記載しますが、決算変更届など工事経歴書を提出している場合は不要となります。
3.直前3年の各事業年度における工事施工金額
これは様式第3号となります。完成工事高を申請直前3年の事業年度別に記載します。
4.使用人数
様式第4号です。各営業所ごとに建設業に従事する使用人(従業員)の人数を記載します。
5.誓約書
様式第6号です。許可申請者(法人の役員や個人事業主)などが欠格要件に該当しないことに誓約する書類となります。
6.登記事項証明書
これはちょっと曲者ですが、これで確認するのは「登記されていないこと」の確認です。
何?と思うでしょうが、この登記は成年被後見人、被保佐人(法定で代理人が決められている人になります)でないことを確認します。
7.身分証明書
この身分証明書は世間一般に言われる「自動車運転免許証」や「マイナンバーカード」とは違います。役所の窓口で取得する身分証明書になります。これは、上記6の内容と破産者で復権を得ないものに該当しないことを本籍地の市町村長が証明するものになります。
まだまだたくさんありますが、Prat1ではここまでにしておきます。
次回以降Part5ぐらいまで続くと思いますので、ご自分で許可申請をしたいと思われる方はしっかり読んで準備していただければと思います。
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