経営計画書は何を書けばよいのか?

補助金

 当事務所は補助金とそこからの経営コンサルをメインの業務とすることを目指していますので、今日も補助金関係の記事を更新していきます。

 今日は持続化補助金にある経営計画書に焦点をあてて考えていきたいと思います。

 では、さっそくですが経営計画書には何を書けばよいのでしょうか?
 持続化補助金の様式には下記の項目があります。
①企業概要
②顧客ニーズと市場の動向
③自社や自社の提供する商品・サービスの強み
④経営方針・目標と今後のプラン

 ①の企業概要から見ていきましょう。
 これには、「会社名」、「代表者名」、「設立日」、「業種」、「従業員数」、「営業時間」などを書いていき、表を用いた売上や粗利、具体的な業務内容を書いていく必要があります。

 ②の顧客ニーズと市場の動向ですが、これを書くにはまず調査が必要です。
 現在、自社の提供する商品やサービスの市場ニーズ、そして、最低過去5年ほどの動向を調べ上げ、「現在のニーズがこうなっていて、過去の動向から今後こうなると予測される」というような内容のことを書く必要があります。

 ③の自社や自社の提供する商品・サービスの強みについては、マーケティング手法のSWOT分析を使うのが良いと思います。
 簡単に言えば、自社の外部の環境からの「機会(チャンス)」と「脅威」、そして、内部環境からくる自社の「強み」と「弱み」をそのまま分析結果として書けばよいかと思います。
(このあたりは専門的になるので、わからない方はSNSでも問合せでもよいので聞いてもらってかまいません。)

 ④の経営方針・目標と今後のプランですが、まず経営方針というのは「経営理念を達成するためにどうするのか」ということになります。つまり、経営理念がブレていては書くことはできませんので、しっかり経営理念を考えましょう。
 そして目標と今後のプランについては目標に対し、どのような計画で事業を行っていくのかということです。ここでは、具体的に表を使って、1年後、2年後、3年後、4年後、5年後の売上、粗利、営業利益を書いた方がよいでしょう。

 書き方の具体例を補助金のページに載せてあるので参考にしていただけたら幸いです。

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