補助金・給付金を最大に活かそう

補助金

 前回は小規模事業者持続化補助金のメリットとデメリットについて説明しました。
 今回は補助金や給付金を最大に活かすことを考えていきましょう。

 まず、現在、国が実施している補助金や給付金は下記の通り。
・事業復活支援金
・小規模事業者持続化補助金 低感染リスク型ビジネス枠
・ものづくり補助金
・IT導入補助金
・事業再構築補助金
この5つです。

 一つずつ説明すると長くなってしまうので、使いやすいものだけを抜粋していきます。

 まず絶対にやった方がいいのが、事業復活支援金です。
 現在は2021年11月~2022年3月までの分の支給となっていますが、私の予想ではこのコロナ禍はまだ少しかかると思われ、来年度以降も影響があるのは間違いありません。そうなると、この事業復活支援金も来年度以降も申請できるということになる可能性が高いです。
 しかも、他の補助金とは違い、経費の軽減を目的としているものではないので、単純に個人事業主なら最大50万円、法人なら最大250万円が支給されます。
 まだ、申請されていない方は絶対に申請しましょう。

 次にやるべきなのは、小規模事業者持続化補助金です。これまで説明してきたとおり、これには一般型と低感染リスク型ビジネス枠というものがあります。そして現在、低感染リスク型ビジネス枠の申請締切日が近づいています。最大100万円の補助が受けられますが、経費の補助率が4分の3とかなり経費を軽減できます。ただ、コロナウイルス関連での使用目的じゃないとだめなのがネックですが、例えば、「ECサイトを立ち上げてお客さんが家にいても商品を買えるようにする」とか、飲食店では「テイクアウトを導入するために色々なものを揃える」などが当たります。

 事業復活支援金はただ単純にもらえるというイメージのものですが、小規模事業者持続化補助金は審査員を説得し意味のある社会貢献活動に税金を投入するというものですので、それなりの資料作成スキルが必要です。ただ文章を羅列するだけでは全くもって説得することはできないので、我々行政書士にご相談ください。

 また、これも何度も言っていますが、小規模事業者持続化補助金申請時の経営計画書は現在の経営状況と今後の展望や、市場の動向、ニーズなど様々な分析ができますので、かなりオススメです。
 ぜひ一度申請してみましょう!

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